依存体質の原因と改善方法

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依存体質になってしまったら?原因と改善方法

物や人に頼り心を預けて、本来の自分を見失ってしまう依存体質。 依存といっても対象個人で異なっており、人でも物でもたくさんの種類があります。依存体質の人には、どのような特徴や共通点があるのでしょうか。

依存体質の特徴

依存体質の人は周りから構ってほしがる

依存体質になりやすい人の大きな特徴ひとつには、「1人でいることが苦手」ということが挙げられます。 いつでもどこでも、自分が心を許す人と一緒にいたいと願う。そうした心理を抱えてる傾向があるのです。 常に、自分に対して心を向けてほしいと誰かに期待して、願ってしまうのですね。 本人に隠してるつもりがあっても、「いつでもかまって欲しそうにしている」という行動は客観的に見え隠れしてるはずです。

一緒にいる時はもちろんのこと、離れているときであっても頻繁に連絡して、自分に対して注意を向けてもらえるように行動してきます。LINEを手放せず四六時中メッセ投下している人は、かなりの依存体質かもしれません。 そして、その連絡に反応してもらえないと不安になってしまうのです。「1人でいる」という状態が、不安で不安で仕方がないのですね。いつでも誰かと繋がっていたい。そんな思いが強く、寂しがり屋です。

言い訳が多いのが依存体質の特徴

依存体質の人は責任を背負い込むことができません。 それが自分でしでかしことであっても1人で最後まで責任を取る、ということができないのです。 何か問題が起きたときでも、「悪いのは自分1人ではないはず」と思い込み、 自らが招いたことだとはけっして認めません。 責任を逃れるための言い訳ばかり増えていくことも特徴だといえます。

困ったことに、依存体質の人は、言い訳を「言い訳である」と思っていないところが厄介です。根底には「自分の言い分を説明すれば、きっと許してくれるはず」という甘えがあるのです。上司や相手は迷惑するのですが悪意はないのです。 「話せばわかる」という言葉を、都合の良く解釈している傾向があります。 責任を取れない背景には、「自分1人が責められることに対する恐怖感」があります。甘えられるものには精一杯甘えてでも被害を最小限度にしたい。そういった逃げの思いがあるため、言い訳に走るのです。

精神的に打たれ弱い

依存体質の人は、精神的に打たれ弱いという傾向があります。少し、でもつらいことや自分に都合の悪いことが起きると、「耐える」ということができません。 嫌な想いをすぐに態度に表したり、ふさぎ込んだりしてしまうのです。いわゆる「悲劇の主人公」になりやすいのです。

そんな依存体質の人の中には、打たれ弱い自分をアピールすることで周りの気を引き、同情してもらいたがる人も少なくありません。 堪えすぎてストレスを抱えるのもよくないのですが、「つらいことに対して、1人で耐える」という精神的底力が欠けているのです。

自分の問題と向き合えていない

誰か・何かに依存しがちな人は、その対象そしている相手以外の問題を抱えていることが多々あります。依存はするのですが、依存対象が問題を解決してくれることは、まずありません。 問題解決のために役立つようなものであれば、長期に渡って依存する必要はないはずだからです。でも実際、常に何かに依存しているような人は、自分の抱えている問題が何であるのか理解していないことが多いのです。 本来は必要なものとは異なった対象に頼ってしまうので、状況が変わらないまま、ずるずると依存することになります。

自分に自信がないのが依存体質の原因

人生、ときにはジンクスが必要な場面もありますが、そればかりでは切り抜けられません。依存というのは、ジンクスのような思い込みからきていることもあります。 「これがあれば上手くいく、落ち着いて過ごせる」という思いが、やがては「これがなくては上手くいかない」という強迫観念のようなものを抱くようになってしまうのです。

自分自身に自信のない人ほど、こうした思考スパイラルにはまってしまうかもしれません。自信のある人であれば、何かに頼らず自分自身の力に賭けてみようと考えることができます。そうでない人は、依存対象を手放したときに訪れるであろう変化を恐れるのです。 このような自信のなさは、状況の良し悪しと無関係に生じてます。上手くいってるときは、良いことがいつまで続くか不安になりますし、上手くいっていないときには、更に悪化するのではないかという不安を、自信のなさから抱くことになるのです。

依存体質の原因を見つけて改善しよう

依存体質の人は、その心の奥底にあるものや、育ってきた環境などが原因になるものです。 無意識に刻まれているだけに、本人はなかなか気づくことが難しい。誰かに直接指摘されて初めて「そういえば……」と思うことのほうが多いのです。 ところが残念ながら、面と向かって直接伝えられる機会はあまり多くありません。とくに現代に依存体質が増えているのは遠慮する社会が原因かもしれません。そうして、依存症の体質がますます強固なものになっていくのです。

根っこから改善するのはかなり大変です。大変なんですが不可能ではありません。もっとも基本となる改善方法は、自立するための環境を整えることです。 誰にも何にも依存するチャンスのない環境に飛び込んで、しばらく過ごしてみること。知らずしらずに依存体質が改善していくことでしょう。もちろん最初は辛いです。精神的にきついかもしれませんが、これを乗り越えることで体質改善につながるのは間違いありません。